「とにかくハッピーになれる!」と、2007年の初演からたちまち観客を虜にした、英国の大ヒットミュージカルの映画化が実現!
スコットランドの田舎町リースを舞台に、ままならない人生にくじけそうになりながらも、明日を信じて懸命に生きる人々を描いた物語。製作を手掛けた『トレインスポッティング』のスタッフが、自信と誇りを胸に世界へと送り出し、トロント国際映画祭では観る者すべてを満面の笑顔に変え、世界映画評No.1サイトRottentomatoesでは「96%絶賛」を獲得した。
ミュージカルの熱気をスクリーンに甦らせると同時に、国境と世代を超えて誰もが共感できる家族の物語を描いたのは、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』などで知られる個性派俳優のデクスター・フレッチャー。2011年の監督デビュー作で英国アカデミー賞にノミネートされ、その才能が急速に開花している。
全編を彩る人生を讃える歌は、スコットランドの国民的バンド、プロクレイマーズの名曲の数々。キャッチーなメロディとピュアな愛を歌う詞が、心にリフレインするメインテーマ「I’m Gonna Be(500Miles)」は、ジョニー・デップ主演の『妹の恋人』の主題歌としても人気を集めた。
物語の中心となるのは、結婚25年目の夫婦。銀婚式のパーティで、人生最大の危機を迎えてしまう夫には、『戦火の馬』のピーター・ミュラン。彼の妻には、ミュージカル「リトル・ヴォイス」の歌声で辛口の評論家たちをも魅了し、その映画化作品でも主演を務め、英国アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・ホロックス。その他、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のジェイソン・フレミング、イギリスで人気沸騰中で、まもなく世界にも進出するだろう若手俳優たちが出演している。
2014年夏、スクリーンから溢れ出る生きるパワーが、太陽の光のように日本に降り注ぐ──!